カンボジアでパソコンを教えるの巻 vulture0902@yahoo.co.jp


by vulture0902

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「アフリカは本当に貧しいのか」って本があるけど、「カンボジアは本当に地雷だらけか」って本を講談社ぐらいで、書かしてくれないかなぁと思う時がある。日本のメディアは、盛んにカンボジアには地雷がたくさんあって、人々は地雷に怯えながら暮らしてるなんて、イメージだけど、実際の生活で、地雷の危険は感じない。もちろん地雷はあるんだけど、カンボジア人が生活している場所では、まず地雷は無い。よく地雷のドクロマークのイメージで、「この先立ち入り禁止」なんて看板が多くありそうだけど、私は一度も見た事がなくてなんかイメージと違うなぁと思っている。

例えばエチオピアは飢餓に苦しむ人々がたくさんいると言っていた時があるけど、どのぐらい本当なんだろう。アフリカのある種族のお祭りに着る衣装を見たことがある。それは独創的で神秘的。アフリカのあの土地とあの気候(気候って文化にとってもても密接だとモンスーン気候を毎日感じていて思う)と、人々が持つ生命力から生まれる感じを感じるのは、僕だけではないと思うんすよね。それって多様性があって、資本主義的な目で見ちゃうとお金がないんだけど、とても魅力的だと考える人も多いんだろうと思います。

だから本当の事ってなんだろう。どのぐらい信じていいだろう。カンボジアでは、学校が少ないってイメージでしょ?でも、学校事体は、結構ある。どう捉えればばいいんだろう。

カンボジアの田舎では、田んぼでダンスパーティがあるんですよ。よく誘われるの。星が日本の何倍も綺麗で、そんな夜空の下に電球一つをみんなで囲んで、深夜まで踊る。楽しいんです。酔って疲れたら、ふらふらって家に帰って寝ちゃう。別にいいの、疲れたんだから当然寝るみたいな感じ。だから未だに消化できないでいます。だってカンボジアは貧乏って、頭があるでしょ?お金がないから、なんとかしなくちゃって?でも楽しそうなんの、みんな。分かんなくなる。援助ってなんでしょうね。慢心だったかなぁ。傲慢かなぁ。上から目線かなぁ、僕?

さて、消化するのは日本に帰ってからでのいいっかって、書いて終わろうとしたけど、消化するって理解するってことだし自分で納得するってニュアンスがある。そもそも「お利口さん」じゃない僕が理解できるわけないと、自分を戒め、あの光景を自分で大切にしまっておこうと、思った日曜日でした。

嗚呼、サザエさんの日だ。今、気が付いた。一年以上、サザエさんを見ていない。。そんな日本人は、まだ日本人?
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by vulture0902 | 2010-05-30 23:30 | 独話

【ネットポエム】


名も知らない田舎町で日向ぼっこする者
槍を持って勇敢に獣を仕留める者
ビルの中でまだ見ぬ発展を求める者

自転車であぜ道の風を感じる者
午後のお茶を楽しみにする者
海のにおいにわくわくする者

レース会場で歓声をあげる者
先祖からの言い伝えを守る者
夢を待つ者

平和を願う者
子供の寝顔をただじっと見つめる者
おもわず踊る者

優しさを大切に守る者
家族においしい料理をつくる者
あの人を思う者

そんな人に会ってみたい
だけど

薬を買えない者
売られる者
子供を売る者

学校に行けない者
地雷の中で暮らす者
銃に怯える者

乞う者
争う者
絶対だなんて言い張る者

そんな人に会わなければ
それはただの夢想家だ
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by vulture0902 | 2010-05-26 21:37 | 詩話

【小学生以来の経験】

先週末を利用して、タケオ州(首都プノンペンに隣接するカンボジアの州)の道を走った。当日、お腹が痛かったけど、国道沿いを走ろうと思っていたからトイレは贅沢を言わなければ、どこにでもあると思っていた。

簡単なカンボジアの文字は読めるので、道路に書いてある標識を頼りに国道沿いを走っていた。そのつもりでいたが、どうも道を間違えてしまったらしい。仕方が無いので、田舎の道無き道を横断し、ルートを修正することにした。

その田舎道は、心揺さぶる風景が広がる。バサック川の水を利用した農地が広がり、乾季のこの時期にも、地には水があふれていた。青々しいそれぞれの野菜についた水滴が、キラキラ輝いてみてる。農家の村落には真っ黒い顔をした子供達が駆け回り、大きな車輪の馬車でわらを運んでいる方もいた。こんな風景もまだ探せばあるんだ。疲れた気持ちが、一瞬で晴れやかになる。

でも人生、苦あれば楽あり、楽あれば苦ありだ。
突然、お腹が痛くなってきた。嫌な予感はしていた。でも、どうしようもない。だって、どこまで見渡しても、畑と田んぼなのだ。

「町まで何キロですか?」と一様、確認のために農家の方に聞いてみた。
「う~ん。30kmぐらい。」

あきらめやすい数字だ。3kmとか5kmよりはいいなぁ、なんて、人間、こう言う状況では変なことを考えるものだ。どこまでも続く田んぼの真ん中で、用を足した。大きい方だ。どうせやるなら、田んぼの真ん中だ。だって、人が見渡す限りいないし、もう夕方だったから。

そして、小学生以来の体験。

でも、え? 色が無い。あ、いやいや正確に言わなければいけない。色はあるのだ。でも、白い。ペンライトのLEDで一応、確認してみた。新種の生物を発見した人みたいに。

これは、私の体から出たものだろうか?
色が無いなんて、あっていいのだろうか?

てんとう虫は、赤色の斑点。しま馬は、白黒。自然の摂理とは、そういうものだ。自然の物には、それぞれ神様から与えられた個性と言うものがある。うんちには、うんちの色というものがある。しま馬は、白黒だから、しま馬なんだ。色が無かったら、ただの馬だ。色とは、とっても大切なものなんだ。そのとっても大切なはずの、うんちの色が、消えている。

この世にあっては、ならないものを生み出してしまった!
神様、ごめんなさい。。。


この旅行は一週間ぐらい前なので、現在は健康だ。
でもあの時、僕のお腹には、確実にウイルスらしき菌がいたはずだ。田んぼの真ん中で堂々としてしまったから、雨季に入り、雨に菌が溶けて、また農家の人のお腹を攻撃しないだろうか。そして不幸にも、また農家が人が白いうんちで苦しめられないかと、毎日心配でしかたない。
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by vulture0902 | 2010-05-24 01:31 | 談話

【いい顔】

一緒に来ているボランティアの仲間と、首都で会った。
以前会った時とは、まるで変わっている方がいた。
表情が違う。短い間に人はこんなに変化するものなのだろうかと、大変驚いた。

曰く、
言語が大変で、カンボジア人に理解されなくて、
なかなか思い通りにいかなくて、
毎日が大変だ。なんて。。。

ただの愚痴にも聞こえるけど、いい表情でしゃべる、しゃべる。


毎日が大変だったり、困難だったりすると、
なんで表情が良くなったりするのだろう。
苦労は少ないほうが、そりゃいいでしょ。
変なの。

毎日が、自分の計画通りに行ったほうが、いいに決まっている。
でも、あの人の表情は変わったんだよなぁ。

「経験は人を強くするのよ。」とか、「人は成長するものなんだ」なんて形容は、
この場合間違っている。


がんばっとる、だ。

あいつはがんばっとる。

これが適切な形容だ。



           P.S 10日間に及ぶ下痢と腹痛からの解放。ウイルスに勝った!
               ふっふっふ。身も心もではなく、身も腹も元気でありやす。
               僕のお腹は、現在鍛練中。
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by vulture0902 | 2010-05-23 01:53 | 独話

【パンドラの箱】

日本の太陽とは違うから、もっと強い光だから、水面は宝石みたいに輝いて見える。
水面近くを飛ぶ鳥は、魚を探しているようで、宝石を探しているみたいだ。
ゴールドラッシュに行く人々みたいに。
神様が住む国。そんな表現をどこかの本で読んだけど、名言だ。

田舎に行った。週末は、田舎に行くようにしている。
今日は、生徒の家。

写真を見てもらえば分かるけど、木の下に人が集まってくる。
暑いからだ。木陰だからだ。単純明快でしょ!

今、カンボジアは乾季の終わりで、田んぼが干からびている。
農村の暮らしも忙しくなさそうだ。のんびりしている。

アイスクリーム屋が、「チリン、チリン」って音を鳴らしながら、
バイクで売りにくる。たまらなく、うまい。日本円で25円ぐらいかな。

夕方になると、田んぼの特設サーカー場で、子供達がサーカーをやる。
バレーかサッカー。この国の人は、バレーかサッカー。
あきずに、バレーかサッカー。

木の根の下で休んでいると、カンボジア人が、珍しそうに日本人の僕を見ている。あるおじさんは興奮しすぎたのか、フランス語で5分ぐらい話してった。

「フランス語は話せません。」って、何度も言ってるのに、
フランス語で、ひたすら話す。

みんな、めちゃめちゃ受けてたから、良しとしよう。

さて、明日は日曜日。
日曜日は酒を飲みに来い!と言われたから、行ってくる。
祭りなのか、ダンスもあるらしい。
午前中はWEBを校長先生と作るのに、午後は田舎でダンスと酒飲み。
変なの、変な組み合わせ、って。

農村と町。違う世界なんだ。
違うものが、動かしている。
イデオロギーが違うんだ。

この農村の5km離れた所には、工場が続々と建設されはじめ、経済特区をカンボジア政府は奨励している。首都プノンペンでの景気は順調らしい。

ベトナム国境付近のこの農村にも、
今、待ったなしの北側の雰囲気が忍び寄る。構図はシンプルだ。

見えないスイッチは、もう押されてしまった。
悲観してるんじゃないけど。
そうじゃないけど。。

大きな流れは、医療水準をあげ、インフラ整備につながる。
それを発展と呼ぶ。それを、目指しているんだ。間違えじゃない。
でも、「そうじゃないけど」って感情はなんなんだろう。


さあ、あきずにバレーかサッカー!
バレーかサッカー!
ずっと続いて欲しい、バレーかサッカー。



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by vulture0902 | 2010-05-09 01:17 | 独話