カンボジアでパソコンを教えるの巻 vulture0902@yahoo.co.jp


by vulture0902

カテゴリ:寸話( 20 )

【酒盛りと貧困】


「おお!外人!お酒があるよ!飲んでいきなさい。さぁ、座りなさい!」
 何度、この言葉からお酒をごちそうになったことか。。
 本当にどこでも、声をかけられる。

「世界がもし100人の村だったら」を読んだだ後だとしても、
 NHKで、カンボジアの地雷の特集を見た後だとしても、
 私はカンボジアが貧しいなんて信じない。

 カテゴライズして途上国を決めたって、そんな感慨の外で
 みんな生活している。

 だから自問する。
「先進国出身の私は、何が豊かなんでしょう?
 先に進んでいることとは、何なのでしょう?」
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by vulture0902 | 2011-01-29 02:03 | 寸話

【生きる】

いや、まだ生きています。。。

クメール語を勉強していると、日本語で書きたいことが無くなってくるんですね。
また、何か思いついたら、書こうと思います。
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by vulture0902 | 2010-11-12 01:30 | 寸話

【もっと】


一年前にカンボジアに初めて着陸した時ほど毎日に感動が無いにしても、毎日の景色に違いを見つけようとすれば、ほらここにも、こんなことろにもと発見はある。車の移動中、隣に座ったカンボジアと仲良くなれて電話番号を交換する。そんな些細なことがいかにうれしいか、カンボジア人との出会いはイコール幸せだと思えるようになった。反面、カンボジア独特の文化に腹が立ち、外人で生活する寂しさも同時に芽生えてきた時期なのかもしれない。

さて、と思う。

もっと時間が欲しい。もっと話せるようになりたい。もっと、彼らの話を聞きたい。もっと彼らの不満を聞きたい。もっと、彼らと笑い話をしたい。もっと、役に立ちたい。

それには、と考えることは明日にしようと思う。
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by vulture0902 | 2010-09-28 14:26 | 寸話
雨季の雨はシャワーのようで、少し経つと止む。遠くの空で、雨のカーテンが見える。ものすごい積乱雲。それと雷。一瞬にして家の前の道は川となって、自転車でも靴がびしょびしょになる。ある日本人は、カンボジア人に教えられたそうだ。

「今日は雨が降るの?」
「音を聞いてみて。」

この会話が分かるだろうか。
雨音が近づいてくることが、耳を澄ませば聞こえる時があるそうなのだ。雨を聞く。綺麗な言葉。


いつも自転車で僕のパソコン授業に通う生徒が、ある日HONDAのポンコツバイクで来た。うれしくなる。ほんとに安いポンコツバイクだけど、それはカンボジア人にとって歴然な違い。カンボジア人の中で、お金を持っているのかを判断するのは容易で、バイクの種類。これはかなり精度が高い。彼女もバイクに乗れるようになったかぁと、ふむふむとなる。

授業は終わって、彼女がエンジンをかけようとすると、エンジンがかからない。エンストかと思ってガソリンを入れたけど、つかない。パソコンは修理できるんだからと、私を見るけどバイクは無理だと言ったら本当に悲しそうな顔をする。バッテリーだろうと、僕もすげぇ走ったけど付かない。

馬鹿な僕は「バイクの修理屋は近くにありますか?」って聞いてしまった。修理する金があったら、とっくに諦めてバイクを押してるのに。僕達の前をSUZUKI最新のバイクが走る。どこかの賄賂を一杯もらっているアホな役人が車で通る。バイク修理を教えている先生を必死で探したけど、今日は学校をサボっているらしい。

彼女がエンジンを何回もかけようとしている時、SUZUKI最新のバイクや役人の車をどう思うのだろう。
その友達は、さりげなく自分の財布を確認していた。
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by vulture0902 | 2010-08-26 05:00 | 寸話

【文明】

朝、起きたら郵便受けに牛乳と新聞が入っていて。

朝食は、ガスコンロでお湯を沸かして、お味噌汁とご飯を食べる。

テレビをつけながら新聞を読んで、クローゼットからスーツを出して、急いで着る。

会社に急いで、出かける。


おお。これが文明か。と、今日気がつきました。




(この町には、牛乳と新聞は流通していない。ガスコンロとテレビは僕の家には無い。クローゼットなんて虫の巣になる。でも、インターネットはあるんだよなぁ。不思議だ。)
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by vulture0902 | 2010-08-10 00:10 | 寸話

【涼しさ】

Tシャツを着ていても汗が止まらない。雨季だけどスコールの合間の太陽は休まないらしい。カンボジアの太陽は頑張り過ぎだ。教室に着き、窓を開ける。風が肌を通るあの感覚。言葉は無力で、私はあの感覚をとても表現できない。

子供の頃に、真夏の中を駆け回り喉が渇く。が、我慢した後飲む水、その時吹く風。
少し違う。
締め切った部屋の中で、ラーメンを食べる。流れる汗が面白くて、わざと汗を拭わない後の涼しさ。
やはり違う。

本来、感情なんてものは曖昧で、信頼の置けないものだとつくづく思う。差でしか、感知できないセンサーを私達は持っている。証拠に、日本より暑いはずのカンボジアで、涼しさを毎日感じるのだから。

だから今後、私は考え方を変えようと思う。
何かが足りないと不平に思ったら、無い場所に行けばよい。
とても簡単な理論だ。

少なくとも、それは重要なのか、はっきりと分かる。
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by vulture0902 | 2010-08-05 00:08 | 寸話

【日常】

薄暗いレストランに二人のパソコン生徒がいて、ディスプレイが光っている。
生徒は兄弟で、キーボードを取り合っている。違う違うと兄が、弟に教える近くでは、見知らぬおじさん、おばさんも興味深々だ。こういう普通のカンボジア人に教える瞬間が大好きだ。「私は3人の恋人がいます」とタイプしてくださいと教えたら、みんな笑ってくれた。カンボジア国民性は、いたって明るいのだ。こういう話題、みんな好き。おばさんも。

週末の晩飯の時間に片手間でたまにタイピングを教えている。また近くの学校では、簡易な動画加工の授業も始めた。動画加工はお店を開きやすい。日本人には信じられないが、大きなパラソルとパソコン一台で立派なお店ができる。一日の売り上げもまずまずだろう。生きていけると言う意味で。画像処理ができれば食いっぱぐれはまず無い。携帯の普及率も高いから、携帯電話に関する授業も人気がでるだろう。テキストさえ残してあげれば、誰でも教えられるだろう。今、こんなことカンボジアは求めているのだと思う。お金になる知識。

言うは安し、やるは堅し。



(関係ないけど、志村けんのギャグは世界で受けますよ。)
(日本の踊りで、盆踊りを踊って、志村けん風にしたら、爆笑してた。)

(たぶん、加藤茶の「ちょっとだけよ~。」も受けるはず。)
(天才だなぁ、あの二人は。)
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by vulture0902 | 2010-07-25 00:34 | 寸話

【目立たない心】

溢れる情景は心の中でポっと浮かんで消える。思い出したくなくったって、いい思い出だって同じに、浮かんで消える。係数はきっと、乱数だ。バイクに2ケツしてたり、家族でHONDAの原チャリに乗ってたりするカンボジア人が、目の前を通る。夜になっても、たくさんのフロントランプが通る。今、地球に住む4人に1人が1日1.25ドル未満で生活し、極度の貧困に陥っていて、生存の危機に直面しているって、脳のメモリの16ビットぐらいが反応したけど、残りはやっぱり通る光が「キレイダナ」って感じだった。

また、パソコンを寄付してくれる人がまたメールをくださった。日本人の暖かい心に触れると、なんだかね。嗚呼、いいなって思います。ありがたいなぁと。日本に住んでいたときには、世界が限定されていたんでしょうね。多くの方は何かしたいんだなぁって、意外さも感じます。本当にうれしいです。こういう時、言葉って無力ですね。何回も書いちゃお、嬉しいっす。ホントに。やったぞ~!やっぱり日本人、いいなぁ。

最近意識が変わったこととして、日本のIT関係者ってクールと言うイメージがありました。現実的な考え方が根底にあるような感じですかね。今は、違います。彼らこそ助けてくださるんですよね。NGOやボランティアを優遇してサーバーを貸していただけたり、後進国を考慮したソフトを設計していたり。少なくとも、影響力はとてもあるなと感じます。それも、現実的だからこそなんすかね。そんな裏方の仕事もいいなぁとも思います。だから日本には帰らないかもよ、母ちゃん。


さて、まあ元気です。日本は、どうでございましょう?首相が代わるほかに、おかわりありますか?
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by vulture0902 | 2010-06-06 23:13 | 寸話

【電車】

1900年、世界の人口は、16億人程度。今、2009年推定で68億人ともいわれる。
死んだバッタに集まる蟻。花粉をもとめる蝶。人間の本能だろうか。

ものすごいスピードで走る地球という列車に私達は、乗っている。
「今は、人口増加。人口増加。」
「次に停車いたしますは、食糧問題。食糧問題。」
「終点、環境破壊は100年後の到着となります。」

電車の車掌は冷静な声で我々に、通知する。
走る列車の窓に映る景色は、早すぎて良く分からない。
ゴーゴーと走る列車は、スピードを増していく。

「今は、人口増加。人口増加。」
車掌のアナウンスに、乗客は無関心で冷静だ。

経済新聞に夢中のサラリーマン。
ウォークマンに、シェイクする若者。
漫画を読む高校生。
車窓を見つめる老女は、頷いていて悲しげだ。

ノートパソコンを開きながら仕事をしていた私は、
そんな乗客にすら無関心でいた。


観望は罪なりや。
Yes, I do.って、感じだね。
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by vulture0902 | 2010-04-22 16:00 | 寸話

【3時間は90度】

3時間は90度で、6時間は180度。Bye-Byeは、11111(2)で31。
日本は2時間、カンボジアより進んでいて、日本は僕の、未来。
でも、日本人は現在?
過去ってどこだ?

なんでも無いことを考えながら、どこまでも続く田んぼを自転車に乗っていたら、地平線まで直線で田んぼに見える。

え、でも地球は丸い?

地球は丸いのに、地平線は直線。
そもそも、地平線はなぜ見える?
丸いのに。

この広大な田んぼは、色々と疑問をくれる。

水牛が、あざ笑う。

まぁ、元気であります。





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by vulture0902 | 2010-04-07 20:21 | 寸話